大成建設とベトナム最大手の建設会社ビナコネックス社との共同企業体により2012年から施工されていた、ベトナム・ノイバイ国際空港第2旅客ターミナルビルが完成しました。

円借款という、国際協力機構を経由して日本政府から発展途上国政府へ、インフラストラクチャー整備を目的として行われる、長期・低金利の資金貸し付けを活用して進められてきたプロジェクトで、既にある施設のノイバイ国際空港に第2旅客ターミナルビルを新設したものです。延べ34か月をかけて、2014年12月に竣工したそうです。

空港は、ハノイ市内の北部に位置するベトナム北部の玄関口であり、主要な物流拠点にもなっているそうです。

第2ターミナルビルの供用開始により、現在の年間600万人から、2つのターミナルビルをあわせて、最大1600万人までの対応が可能となり、観光や物流の面で同国の経済発展に大きく寄与するものと予想されています。

今までの倍以上の人たちの対応が可能になるんですね。ベトナムは、日本でも密かに人気のある観光地でもありますし、日本とのパイプもさらに太くなると思いますので、これからの益々の発展と日本との交流にも期待がかかりそうですね。