4月1日から始まった、「クロネコDM便」は、ヤマト運輸と契約した法人や各種団体の顧客、個人事業主の顧客向けの、カタログやパンフレットといった販促物などを、全国へ送ることができる、受領印をもらわない投函サービスです。

 

セールスドライバーによる集荷、もしくは直営店から発送でき、追跡サービスも利用できます。さらに、内容物の印刷や、封入・封かんなどさまざまなオプションサービスを組み合わせることで、利用する企業や団体の最適なダイレクトマーケティングを支援しています。

 

3月31日で廃止となった「クロネコメール便」との大きな違いは、契約している顧客に限るため、契約していない一般の顧客の利用、コンビニエンスストアなどの取扱店では扱っていない点です。

 

料金は、数量や、届け先の地域ごとに仕分けるなど、出荷形態に応じて、顧客ごとに決める方式です。

郵便の代替として利用することを防ぐため、郵便料金と混同してしまうような定価額は設定していないそうです。

上限金額は「クロネコメール便」の上限である164円です。

 

契約のない法人や各種団体の顧客、個人事業主の荷顧客ついても、内容物の確認と契約をすることで、「クロネコDM便」を利用できますが、事前に「クロネコDM便 お取引申込書」で、顧客から内容物の種類を申告する必要があります。

 

契約している企業の方々の中には、今までのメール便とそんな変わらないサービスに思えるので、慣れれば使い勝手はいいかも知れないと言っている人もいました。

まだ、始まったばかりのサービスなので、もう少し時間が経ったら、また状況を確認してみたいと思います。