阪神電気鉄道が、新規事業として、宅配便を活用した荷物預かりサービス「利創庫(risoco)」を開始しました。

 

すでに、今年の2月から、三省堂書店、紀伊國屋書店梅田本店と提携した書籍の預かりサービス「利創庫(risoco)books」と、エフアンドエムと提携した書類の預かりサービス「利創庫(risoco)business」などを試験的に実施していましたが、システム面で一定の目途が立ったことから、本格的なサービスを開始となりました。

 

このサービスは、自宅にある「いずれは使う・とっておきたいもの」を宅配便で送り、管理の行き届いた倉庫に保管する収納サービスです。

 

本好きな人にとっては、大切だけど部屋の中をかなり占拠している書籍をどうしよう?なんて悩んだことがあると思います。

そんな人は、1冊ごとに書名等を登録して保管が出来るサービスを利用するととっても便利です。Web上で電子本棚として利用し、必要な書籍を必要な時に手元に届けてもらうことも可能です。

 

個人の顧客が段ボール一箱からでも利用できるほか、阪神のサービスなので、関西地区だけなのかな?と思いきや、全国どこからでも利用できるそうです。

 

阪神電気鉄道が顧客からの預入れ、返却等の注文の受付けを担い、書店等のパートナー企業が、顧客に対して、本サービスの利用を促すほか、宅配会社、倉庫会社等とも提携して、このサービスを展開しています。

今後は、提携先を増やし、書籍・書類以外のさまざまな物品の預かりサービスを展開していく予定です。

 

信用のある大手企業の倉庫が自分のWeb上で電子本棚になるなんてすごいサービスですね。いずれは、洋服ダンスになったり、分野も広がって行くといいなあと思います。

HPを見る限り、利用料は驚くほど高額ではなさそうなので、うまく利用できれば部屋が片付いて荷物の管理もできるのでとても便利ですね。