オフィスや家庭用の事務用品を製造販売しているキングジムが、箱を開けなくてもスマートフォンで中身を確認できる収納ボックス「ニュートラルボックス」を発表しました。

 

キングジムと言えば、オフィス向けのキングファイルや開閉式のリングファイルが有名ですが、ラベルライターの「テプラ」や電子メモ帳「ポメラ」などの電子文具を開発した企業でもあるんですね。

 

時代の流れに乗って開発したスマホのアプリを使った新商品「ニュートラルボックス」は「3桁のタグ番号を書き込み、その番号をアプリ「DIGITAL TAG」に入力し、箱の中身を撮影して登録するだけです。

中身を確認したい時にアプリで番号を入力すると、箱のふたを開けなくても、中身を写真で確認することができるというシステムだそうです。これは手軽に出来るし本当に便利ですね。

さらに、箱の側面には、分類に便利な「Book」「Cloth」など内容を表すチェックボックス欄が付いているそうです。

ところで、使い方は簡単ですが、肝心の箱の組み立て方はどうなんだろうと調べてみたところ、ビスや工具を使わずに折り込むだけで簡単に組み立てられるだけではなく、使わないときはフラットに畳むことまで出来るそうです。至れり尽くせりですね。

 

ちなみに、発売は4月11日ですが、対応するスマートフォンアプリ「DIGITAL TAG(デジタルタグ)」は3月4日からApp Storeですでに無料配信しているそうです。とても便利だなと思うのですが、一体どれぐらい売れるのでしょうか?初年度販売目標数量は6万個だそうです。

 

今後は、この「ニュートラルボックス」だけではなくて、どんな箱にでも「DIGITAL TAG」を付けるだけで、中身が確認できるようになれば、物流倉庫業界も益々便利になって発展しそうですね。