日本梱包運輸倉庫が、4月1日から、埼玉県狭山市に新たに建設した家族寮内に企業内保育園を開設し運営を開始したそうです。

 

首都圏を中心に待機児童が多い状況が続いており、それに伴い働く意欲があっても環境が整わず苦慮しているケースが多い実態があり、子育て支援による働きやすい環境を整え、主力である輸送業で活躍する新たな乗務員の雇用を推進することを目的に設置されたそうです。

 

確かに、仕事に復帰したいのに子供の保育園が決まらなくて復帰出来ないと嘆いているお母さんたちが、身近なところにもたくさんいます。国や自治体の基準を満たす認可保育所に子供が入れることになったお母さんたちは「運がよかった」というくらいで、なかなか簡単には入れないそうですから、日本梱包運輸倉庫が家族寮内に企業保育園を開設して、働くお母さんを支援してくれるのは素晴らしいなあと思います。

 

ただ、企業保育園には色々な課題もあるそうで、認可外の企業保育所は運営費の助成が5年で打ち切られるために、その後、保育士の人件費などが賄えずに財政的に厳しくなり閉鎖に追い込まれるころも少なくないようです。

これらの問題点を克服して、ぜひ物流業界での女性の活躍の場もどんどん広げてもらいたいですね。