横浜市とヤマト運輸は、観光客に便利で快適な旅をサポートし、横浜市の観光振興を図るために「観光促進及びプロモーションに関する連携協定書」を締結したと発表しました。

 

具体的には、

①    横浜オリジナル包装資材「横浜ボックス」の制作を行い、オリジナル包装資材で横浜の魅力を全国に紹介する。

②    「横浜ボックス」は、横浜の街並みをモチーフにしたオリジナルの包装資材で、デザインや大きさの異なる5種類のボックスの取扱が開始される。

③    それぞれのボックスには、QRコードが付いて、横浜市の観光情報が詰まった「横浜市観光情報公式サイト」へ簡単にアクセスすることができる。

④    宅急便を受け取る全国、全世界の人が、手軽に横浜の観光情報を検索することができる。

 

という仕組みになっています。

今までは、配送用の段ボールと言えば、運送会社のマークや社名が書いてあるだけで使い終わったら即処分していた方が多いのではないでしょうか?私はそうでした。

しかし、横浜の街並みの綺麗な絵柄が書いてあって、さらにQRコードがあったら、ちょっとアクセスしてみようかなと思いますよね。

ちなみに、QRコードを印刷した包装資材の制作は、物流事業者では国内初の取り組みとのことです。

販売開始時期は3月1日からで、販売店舗は横浜市西区のヤマト運輸の営業所5店から販売を開始して、順次、横浜市内で販売店舗を拡大する予定とのことです。

 

さらに、ヤマト運輸の集荷・配達用の台車にも、横浜の街並みのモチーフを取り入れるそうで、台車にも「横浜市観光情報公式サイト」ヘリンクするQRコードが付いているので、道に迷った観光客からの問い合わせに対して、セールスドライバーが観光サイトを案内することができるそうですよ。

横浜地区を担当する、ヤマトの配達員の方々は観光にも一役買う訳ですね。イケメンの方だと、しょっちゅう声を掛けられて人気者になってしまいそうですね。

 

こちらの導入も3月からで、横浜駅、みなとみらい地区、新横浜駅周辺で、順次地域を広げていくそうです。