ダイハツ工業とトヨタ自動車が、それぞれ軽商用車を一部改良し、全国一斉に発売しました。

偶然なのか?4月初旬の同日に発売されたので、それぞれ紹介してみようと思います。

 

まず、ダイハツ工業は「ハイゼット カーゴ」の一部改良を行いました。

ハイゼット カーゴ、アトレーワゴンに、ハイゼット トラックで好評な電子制御式4ATや電子スロットルを採用することで燃費性能を向上させました。

ハイゼット カーゴは全車で2015年度に燃費基準を達成し、さらに2WD 4ATでは「2015年度燃費基準+5%」を達成。

また、ハイゼット カーゴのスペシャルクリーングレードでは、2005年基準排出ガス75%低減レベルを達成することで、エコカー減税対象車になりました。

価格は、ハイゼット カーゴ クルーズターボ “リミテッド”4AT、2WDで133万3543円(税込)です。

 

一方の、トヨタ自動車は、エンジンの電子スロットル化などの燃費改善で、MT車は17.2km/L、2WD・AT車は16.2km/Lの低燃費を実現しています。

2WD車の、スペシャル“クリーンバージョン”は「2015年度燃費基準+5%」を達成するとともに、「2015年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせて、こちらもエコカー減税対象車になりました。

価格は、ピクシス バン デラックス(2WD・5MT)で102万8571円(税込)です

 

両社ともに、今回の改良は、より低燃費にすることを目的としていますね。こういうところで、どんどん競ってもらうのはいいことですね。

「エコカー減税車」というのは、購入する側にとっても大きなポイントですし、地球にも優しいですから、燃費性能の向上をはかる動きは今後も益々進んでいきそうですね。