「アスクル」とお弁当宅配の「ごちクル」を運営するスターフェスティバルは、業務・資本提携契約を締結したと発表しました。

アスクルとごちクルって、名称がすごく似ていますよね。提携なんて聞くと、なんとなく運命的なものを感じてしまうのは、私だけでしょうか?

 

業務提携の内容の一つが共同配送等による両社コストダウンとサービスの進化をさせることだそうです。

 

「ごちクル」のお弁当・ケータリング商品の配送は、お昼と夕方の時間帯に集中する傾向があり、また中食事業は発展途上にあることから、より配送密度を高めるとともに、配送を効率化することが大きな課題となっていました。

 

そこで、「ごちクル」のお弁当をアスクルの子会社であるBizexの配送サービスを活用し、逆に、「ごちクル」を運営するスターフェスティバル配送車の空き時間をアスクルサービスに活用して、配送密度と配送効率の向上を図るため早急にテストを開始することになったそうです。

 

確かにアスクルの配送に時間的なピークはなさそうですが、お弁当の配送となると時間は限られますし、その時間の忙しさは尋常ではないと思います。そこをアスクルの空いている配送システムで補えて、さらに繁忙時間以外のごちクルの配送車はアスクルに使えるなんて、まさにWin-Win(交渉者がともに利得を享受できること)の関係ですね。

 

効果を見ながら順次対象エリア・時間帯を拡大し、両社のコストダウンを図っていき、「アスクル」商材と「ごちクル」商材の同時配送等、さらなるサービスの進化も追求していくそうです。

オフィスにお弁当と注文していた事務用品が同時に届くなんて日が近いうちにやってきそうですね。