カルビーは、スペインにスナック菓子の製造・販売子会社「カルビー・エスパーニャ」(仮称)を4月に設立し、同国のスナック菓子市場に参入すると発表しました。

 

欧州における子会社設立は英国に続き2カ国目で、2016年4―9月期中に事業を開始し、第1弾の商品として米国市場で好調な「ハーベスト・スナップス」が投入されるそうです。21年3月期に売上高50億円を目標に掲げています。

新会社は資本金約17億5000万円で、カルビーが全額出資します。代表者は現地で採用する予定で、事業エリアはスペイン国内で、今後、生産工場の立地などを詰めるそうです。

このblogでも、工場の立地によって生産性や物流の利便性で売上が大きく変わってくるという話題を取り上げてきていますが、工場の立地は本当に重要ですよね。

カルビーによるとスペインは欧州でも有力なスナック菓子の市場で、年間約1600億円の規模があるそうです。

スペイン人が、スナック菓子好きだとは知りませんでしたが、日本のスナックを食べてもらえるなんて、なんだか親近感が湧きますね。

 

ちなみに、アメリカで人気となっている、アメリカオリジナル カルビー「さやえんどう スナッピー」は日本の味とちょっと違った米国人向けのスナックとして、また、日本へのお土産としても人気があるそうですよ。

 

スペインの商品も、恐らく、スペイン人向けに味が改良されるのではないかと思いますので、発売されたたら食べてみたいですね。

日本人にとっても、スペイン料理好きにはたまらないスナックになるかも知れません。