川崎汽船は、今治造船株式会社丸亀事業本部において88,000トン型石炭船「CORONA ACE」を竣工したと発表しました。

同社のポスト・パナマックス”コロナシリーズ”は、電力炭輸送に最適な幅広浅喫水の石炭専用船だそうです。

供給の安定性と経済性に優れる石炭は、エネルギー源の中でも重要な役割を担っていますので、正確で迅速にそして安全に輸送するという責任は重大ですよね。

 

CORONA「ACE」はCSR(Common Structural Rules=構造規則) やNOx(窒素酸化物)2次規制といった新規則に対応しつつ、船型改良・低摩擦塗料採用・電子制御主機関採用等により燃費を改善した最新鋭船だそうです。

CORONA「ACE」の就航により同シリーズ船隊は17隻体制になるそうです。

 

コロナシリーズの活躍により石炭の安定的な輸送を確保し、日本の安全なエネルギー事業が発展していくことを願いたいです。